【2023年】令和5年度の登録販売者試験日はいつ?:前年試験日程確認と今年の受験スケジュールの考え方について

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私は2016年から地方のドラックストアで社内の登録販売者試験の指導講師をしています。

これから2023年度の登録販売者試験を受験しようと考える方の多くの皆さんは試験日程について以下のような疑問を持つと思います。

  • 2023年の登録販売者の試験日はいつ?
  • 願書の受付はいつから始まるの
  • 勉強はいつから始めたら良いの?

私達は年始になると、前年の試験日程を参考に今年の試験日を予想して登録販売者試験の勉強スケジュールを考えます。

なぜそれほど早くから勉強スケジュールを考えるかというと。

各県が正式に試験日程を公示してからスケジュールを立てていては、試験日までに余裕をもった勉強スケジュールを立てることが難しく、最悪試験日までに勉強が間に合わないともありえます。

ほとんどの場合、登録販売者試験の日程は前年と大きく変更がありません。

ですから少しでも早く勉強スケジュールを立てるために前年の日程を参考に今年の試験日程を予想して早めに勉強スケジュールを立てることをオススメします。

この記事を読むとわかること
  • 登録販売者試験2023年おおよその試験日。
  • 試験日以外にも確認しておかないとならない項目。
  • 自分の受験場所のブロックと併願受験にについて。
  • 勉強のスケジュールをどう立てるか。

記事後半の2022年登録販売者試験日程一覧表は、私たちが2023年の登録販売者試験の勉強スケジュールを考えるために作成した資料です。

この記事を読むみなさんも自分の受験場所の試験日程を予想して、少しでも早くスケジュールを立てて余裕も持って勉強を始めてください。

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登録販売者試験の試験日程はいつ?どんなスケジュールで行われるの?

登録販売者試験を受験しようと考えている皆さんは、今年の試験日や願書受付開始日程などを少しでも早く知りたいと思います。

登録販売者試験は毎年各都道府県ごとに年に1回実施されますが、試験日程や願書受付期間・申込方法も都道府県によって異なります。

近年では新型コロナウイルスの影響もあり、実施日程に混乱があった地域もありましたが、基本的には試験実施日や願書受付期間は毎年同じような日程で行われました。

2023年の登録販売者試験の試験日も、コロナウイルスの状況によっては影響が出る地域もあるかもしれませんが、基本的には例年通りの日程で行われると思っていたほうが良いでしょう。

登録販売者試験の主な試験日・日程は以下の表のとおりです。

注意していただきたいのですが、東京都は受験者が多いためか例年5月下旬と全国で一番早く願書受付が行われます。

東京都で受験を考えている方は早めの対応を意識しておいたほうが良いです。

登録販売者試験の主な日程
試験日程公示試験日の4ヶ月前
願書受付開始試験日の3ヶ月前
受付期間は1週間~3週間
試験日8月中旬~12月中旬

2023年の試験実施日程が公示されましたら、このサイトに順次掲載していきます。

まだ試験日が公示されていない地域の皆さんは、この記事の2022年の試験日程を参考にしてください。

公示を待たず前年日程を参考に今年の登録販売者試験日を予想する

スケジュール写真
UnsplashDaria Nepriakhina 🇺🇦が撮影した写真

前年と同じ試験日と思ってスケジュールを立てる

登録販売者試験を受験する人は、なるべく早く今年の試験日を知っていたほうが有利です。

試験日を早く知ることで試験勉強だけでなく、家庭や仕事も両立したムリのないスケジュールを立てられるからです。

そのためには、自分が受験する各都道府県の公示を待たず、早い段階で前年度の試験日を参考に今年の試験日程・試験日を予想して勉強スケジュールえお立てたほうが余裕があるスケジュールを立てられます。

なぜなら、登録販売者試験は毎年同じような日程で行われるからです。

とりあえず、早い段階で前年と同じ試験日だと思って勉強のスケジュールを立ててしまい、正式な試験日程の公示があった後にスケジュールの修正をかけると勉強がスムーズに進められます。

正式な公示を待っていると勉強が間に合わない場合もある

なぜ正式な公示さを待たないのですか?

毎年各都道府県では、試験3カ月ぐらい前になると登録販売者試験の詳細が公示がされます。

初めて登録販売者試験を受験する人が、公示後から勉強を始めて合格を目指すのは、ムリではありませんがそれなりの努力と能力が必要になります。

人によっては仕事や家庭の事情より、試験勉強を優先しなければならない場合もあります。

そのため、周りの人から試験勉強自体をあまり好意的に見られず、家事などを協力してもらえなかったという話も聞きます。

そうならないためにも、公示を待たずに試験日を予想して早めにスケジューを立て勉強を始めたほうが合格への近道になります。

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試験日以外にも確認したい事:前年の公示日・願書受開始と受付日数

期日

初めて受験する人が見落としがちなのが公示日・願書受付日・受付日数です。

試験日だけじゃない!願書の受付日・日数も確認しないと思わぬ失敗に…

もちろん試験日が一番重要になりますが、願書の受付日・受付日数も確認しておかないと「気が付いたら今年の願書受付が終了していた」ということもあります。

そんなことってありますか?

意外とあります、独学で受験する人は周りから情報を得にくいのでこのような事が起こります。

特に初めて受験をする方に注意してもらいたいのは県によっては願書の受付日数が極端に短い場合があることです。

例えば202年度の栃木県・愛知県・静岡県は願書受付日数が5日間しかありませんでした。

受付日数が短い場合は前もって必要書類などを準備しておかないと前出の「気が付いた時には願書受付が終了していた」と言うことが起こります。

このような事を防ぐためにも、前年の公示日・願書受付日・受付日数も確認しておいたほうが良いです。

願書の受付方法も確認をする

願書の受付方法も「郵送のみ受付」や「本人が窓口で」など県によって対応が違うので注意が必要です。

郵送の場合は締切日当日の消印有効となりますが、本人が窓口に提出に行かないとならない場合は受付期限をシッカリと確認しておかないと。

「え?明日までに窓口に本人が持っていくの?ムリムリ明日は仕事で出張だもの」

となりかねません。

このような場合も、前年度の願書の提出方法を確認していれば「仕事が忙しくて提出できなかった」と言うことも防げるはずです。

せっかくやる気があるのに出だしで失敗したくありません。

願書の提出方法も前年度の対応を確認し、うっかりミスがないようにしましょう。

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自分の受験ブロックも確認する

ブロック写真
UnsplashOmar Floresが撮影した写真

ブロックって知らないとだめですか?

ブロックについては知っておいたほうが何かと便利で効率よく勉強できます。

ブロックを理解していると過去問を解くときに便利

登録販売者試験はブロックごとに同じ試験問題が実施されます。

過去問を勉強していて自分の県の過去問を解き終わった後に、違う過去問も解いてみようと他の県のHPなどから過去問を手に入れても自分の県と同じ問題になってしまうことがあります。

たとえば福島県の人が自分の県の過去問が終わったので、宮城県や北海道の過去問を県のHPからダウンロードしても同じ「北海道・東北ブロック」のため問題も同じものになってしまいます。

この場合は自分とは違うブロックの新潟県(関東・甲信越ブロック)や千葉県(首都圏ブロック)などから過去問をダウンロードして勉強するほうが効率が良いです。

併願受験を考えているなら必須知識

新型コロナウイルス流行前は複数県での併願受験は登録販売者試験が合格をねらいやすい資格の特徴として当たり前のように行われていました。

普通に登録販売者試験を自分の県だけで受験をしようとすると1年に1度しか受けられません。

しかし、登録販売者試験は全国一律日に行われるわけではなく、ブロックごとにバラバラに行われます。

それなら試験日が重ならなくて近い距離の県で何ヶ所か受験すれば、受験回数が上がる分合格の可能性も上げられると考えるからです。

併願受験を行うならブロックについて必ず知らなければなりません、なるべく近い距離で違うブロックの県で受験したほうが時間的にも費用的にも効率が良いからです。

2021年の試験までは新型コロナウイルス感染拡大を防ぐ観点から、多くの県で県外からの受験者の受け入れを停止していました。

しかし政府のコロナ対策の変化から2022年は以前より多くの県で県外受験者の受け入れをしていました。

実際に私の指導する中には3ヶ所での併願受験を行った受験者もいます。

2023年の登録販売者試験では、新型コロナウイルスが感染法上の『5類』に引き下げられる可能性などから、さらに多くの県で県外受験者の受け入れをするのではないか?と考えられます。

併願受験を行うなら、そのブロックの試験問題の出題傾向を把握するために、自分の地元の県の過去問だけではなく併願受験先の過去問も勉強の対象になってきます。

そのためにも併願受験を考えている人はブロックについて必須の知識となります。

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今年の試験日程を予想したら勉強スケジュールを考える

大まかな試験日程を予想できたら次はいよいよ勉強スケジュールをかんがえます。

勉強スケジュールの考え方

スケジュールはどんなふうに考えたら良いですか?

ここではザックリと説明します。

通信講座などを使わず独学で試験を受けるつもりなら、年明ぐらいからか、遅くても試験半年前にはスケジュールを立てて勉強を始めておきたいです。

勉強の最終目標は「試験日当日に合格できる状態になっておく」ことですから、そこから逆算して自分の勉強スケジュールを立てます。

具体的には試験日よりも1ヶ月前には、本番を想定して過去問をひたすら繰り返し、間違えた問題を勉強するようにしたいです。

ですから1~5章までの各章の勉強はそれよりも前に終了するようにしておく。

それもひたすら過去問を解く勉強ができる状態にしたいので「参考書を一度読んだ」程度ではなく「過去問を参考書などを見ながら解いてある程度は理解できる」ぐらいまでになっておきたいです。

そうなると参考書の下読みは試験日よりももっと早く…

9月中旬が試験の場合
勉強スケジュール
4月まずは参考書全体に目を通す
5月参考書を見ながら2・3章の過去問を章ごとに解く
6月参考書を見ながら3・4・5・1章の過去問を章ごとに解く
7月なるべく参考書を見ないで120問の過去問を解く・80点以上が目標
8月何も見ずに過去問を解く・苦手章の問題を見直し・100点以上が目標
9月9月中旬に試験

このように、まだ今年度の試験日が確定する前に大まかなスケジュールを立てて勉強を始めてられる状態にしておきます。

ちなみに過去問の勉強には三幸医療カレッジの過去問解説サイトが各年度ごとの過去問120問すべてに解説がついて無料公開されているので便利です。
令和4年度の過去問解説も順次掲載が始まっているので参考にしてください。

ネットパイロティング㈱のツイッターでも年始からの勉強スケジュールをツイートしていました。

年始からの勉強はムリだとしても、このスケジュールの「どの章にどれぐらい時間をかけるか?」という部分はとても参考になります。

このスケジュールを自分の残り日数に当てはめて考えても良いと思います。

ネットでは独学・3ヶ月で合格とか見ますか…

もちろん独学で短期間で合格する人もいます、ただ下の表を見てください。

これは各通信講座の標準学習時間をまとめたものです。

各種通信講座の学習時間
講座名ヒューマンアカデミーユーキャンLEC三幸医療カレッジ資格のキャリカレ
標準学習期間6ヶ月6ヶ月2ヶ月(最短)3ヶ月(最短)3ヶ月

プロが作った学習スケジュールでそれに沿った教材が用意されていても、標準で3~6ヶ月程度の学習期間が設定されています。

初めての独学受験でプロが作ったスケジュールより短い期間で合格するのなら、相応の能力と努力が必要なのは理解できると思います。

私なんか参考書選ぶのに半月迷ったし、しかも途中で買い替えたよ。

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受験先の合格率はどのぐらい?

登録販売者試験の全国平均の合格率は40~50%ぐらいです。

しかし登録販売者試験はブロック毎に試験問題が違うので、各都道府県で合格率が違うのではないか?と不安に思う方もいるかも知れません。

過去3年分の全国の合格率と過去問リンクは下の記事でまとめています。

自分の受験する都道府県の合格率と過去問を1度に確認できますので、ぜひ参考お読みください。

合格率が高い場所で受験したら合格しやすいですか?

そのように考えるのもわからなくはありませんが、現実的ではありません。

確かに登録販売者試験は全国どの都道府県でも受験ができますが、新型コロナウイルスのまん延以降は県をまたいでの受験者を受け入れていない都道府県も出てきています。

また、試験の合格率は常に変動しているので『毎年この県の問題が簡単』ということはありません。

例えば愛媛県は2021年の合格率が64.6%と非常に高いですが、翌年の2022年の合格率は38.7%とかなり低下しています。

やはり合格率が高い都道府県を狙って受験することはムリだと考えます。

それに他県での受験は、受験費用だけでなく願書提出なども思ったより手間がかかります。

基本は自分のシッカリと勉強をした上で、地元の都道府県で受験することをおすすめします。

2022年度【令和4年】登録販売者試験日程一覧

日程一覧

以下は2022年の登録販売者試験日程一覧となります。

北海道・東北ブロック

都道府県公示日願書受付期間受付日数試験日合格発表受験手数料願書配布
北海道5月31日6月7日~28日22日8月31日10月4日18200円WEB
青森県6月3日6月22~28日7日8月31日10月4日17600円窓口・郵送
岩手県5月31日6月15~28日14日8月31日10月4日17600円WEB
宮城県5月31日6月6~28日23日8月31日10月4日17600円WEB
秋田県5月31日6月7~28日22日8月31日10月4日17600円WEB
山形県5月31日6月7~28日22日8月31日10月4日17600円WEB
福島県5月31日5月31日~6月28日29日8月31日10月4日17600円WEB

関東・甲信越ブロック

都道府県公示日願書受付期間受付日数試験日合格発表受験手数料願書配布
茨城県5月19日6月20~7月1日11日9月6日10月14日15000円電子申請可
栃木県5月17日6月20~24日5日9月6日10月14日15000円窓口・郵送
群馬県5月16日6月20~7月1日11日9月6日10月14日15000円窓口・郵送
山梨県5月16日6月13~24日12日9月6日10月14日14000円WEB
長野県5月16日5月30日~6月10日12日9月6日10月14日15300円WEB
新潟県5月17日5月30日~6月17日19日9月6日10月14日15000円WEB

首都圏ブロック

都道府県公示日願書受付期間受付日数試験日合格発表受験手数料願書配布
東京都4月21日5月23日~6月3日12日9月11日10月14日13600円WEB
神奈川県4月21日5月23日~6月3日12日9月11日10月14日14300円WEB
千葉県5月24日6月20日~7月8日12日9月11日10月14日14000円WEB
埼玉県5月17日5月23日~6月3日12日9月11日10月14日15000円WEB

北陸・東海ブロック

都道府県公示日願書受付期間受付日数試験日合格発表受験手数料願書配布
富山県5月18日6月6~17日12日9月7日10月21日15000円WEB
石川県5月17日6月6~17日12日9月7日10月21日15000円WEB
愛知県5月27日6月13~17日5日9月7日10月21日15000円WEB
岐阜県5月20日6月6~17日12日9月7日10月21日15000円WEB
三重県5月16日6月13~24日12日9月7日10月21日15000円WEB
静岡県5月27日6月6~10日5日9月7日10月21日15000円窓口のみ

関西広域・福井県ブロック

都道府県公示日願書受付受付日数試験日合格発表受験手数料願書配布
大阪府6月24日6月3~13日11日8月28日10月3日12800円WEB
京都府6月24日6月3~13日11日8月28日10月3日12800円WEB
兵庫県6月24日6月3~13日11日8月28日10月3日12800円WEB
滋賀県6月24日6月3~13日11日8月28日10月3日12800円WEB
和歌山県6月24日6月3~13日11日8月28日10月3日12800円WEB
徳島県6月24日6月3~13日11日8月28日10月3日12800円WEB
福井県6月24日6月3~13日11日8月28日10月3日13000円WEB

奈良県ブロック

都道府県公示日願書受付期間受付日数試験日合格発表受験手数料願書配布
奈良県5月10日6月9~15日7日9月25日11月22日13000円WEB

中国・四国ブロック

都道府県公示日願書受付期間受付日数試験日合格発表受験手数料願書配布
鳥取県6月24日8月9~23日15日11月8日12月16日14300円電子申請可
島根県6月24日8月9~23日15日11月8日12月16日14000円WEB
岡山県6月24日8月9~23日15日11月8日12月16日15000円WEB
広島県6月24日8月9~23日15日11月8日12月16日15000円WEB
山口県6月24日8月9~23日15日11月8日12月16日14110円WEB
香川県6月24日8月9~23日15日11月8日12月16日15000円WEB
愛媛県6月24日8月9~23日15日11月8日12月16日15000円WEB
高知県6月24日8月9~23日15日11月8日12月16日15000円WEB

九州・沖縄ブロック

都道府県公示日願書受付期間受付日数試験日合格発表受験手数料願書配布
福岡県8月15日8月22日~9月2日12日12月11日1月18日13000円WEB
佐賀県8月3日8月22日~9月16日12日12月11日1月18日13000円WEB
長崎県7月19日8月22日~9月2日12日12月11日1月18日13000円WEB
大分県7月19日8月22日~9月2日12日12月11日1月18日13000円WEB
熊本県7月28日8月22日~9月2日12日12月11日1月18日13000円WEB
宮崎県7月28日8月22日~9月2日12日12月11日1月18日13000円WEB
鹿児島県8月4日8月22日~9月2日12日12月11日1月18日13000円WEB
沖縄県7月20日8月22日~9月2日12日12月11日1月18日13000円WEB

最後にまとめ

2022年度登録販売者試験日程を参考に今後の自分の勉強スケジュールの参考になればと考えます。

何よりも、試験日と願書の提出については必ず確認しておいたほうが良いです。

また、併願受験を考えている人もブロックの概念と各ブロックの試験日は確実に把握しておかないとなりません。

そのために前もって2022年の試験日程がどのようであったかを確認をしておいてください。

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