【登録販売者試験】合格後の流れ:登録手続きは?合格後も勉強するの?

登録販売者試験に合格後の疑問を解説 登録販売者
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登録販売者試験にやっと合格して喜んでいたのもつかの間、合格後の何をしたら良いか疑問がわきますよね。

周りに聞ける人がいれば良いのですが、そういう人ばかりではないと思います。

  • 登録の手続きはどうするの?
  • 就職先はどこが良いの?
  • 1人で薬を販売できる条件は?
  • 合格後に就職しない期限はあるの?

私は2016年から地方のドラックストアで、社内の登録販売者試験の指導講師をしています。

私の勤務する会社では毎年何十人と合格者が出ます。

合格者の販売従事登録の手続きのフォローや、その後の社内勉強会も私が業務として対応しています。

今回は、登録販売者試験に合格した後によく質問される合格した後の対応について解説します。

この記事を読むとわかること
  • 試験合格後の流れ。
  • おすすめの就職先。
  • 販売従事登録の手続きの仕方。
  • 合格後に就職しない場合はどうなるか。
  • 1人で薬を販売できる登録販売者になるための業務経験。
  • 合格後のスキルアップについて。

せっかく取得した資格です、今後の人生で有効に生かせるようにこの記事で確認しましょう。

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合格通知(合格証明書)を受領したら今後の流れを確認

アイキャッチ画像
UnsplashSiamakが撮影した写真

合格発表の後に1週間程度で願書に記入した住所に合格通知(合格証明書)が届きます。

すでに店舗で働いている方は勤務先の会社に今後の手続きについて相談した方が早いかもしれません。

もし合格通知をなくした場合は再発行してもらえます、その時は受験した都道府県に再発行方法を問い合わせてください。

合格通知を受領した後、登録販売者として働きだす基本的な流れとしては。

  1. 企業に就職する。
  2. 勤務先の店舗のある都道府県で販売従事登録の申請手続きを行う。
  3. 2年以上1920時間以上の業務経験をへて管理者要件を満たした登録販売者になる。

となります。

自己採点で確実に合格していると自信があるなら、その時点で就職活動を始めても構いません。

万が一合格していなかったとしても、研修中の登録販売者を採用しようと考えている企業ならその時点で即解雇とはならないはずです。

すでにドラックストアなどで働いていて登録販売者試験に合格した場合は、この後の「販売従事登録の手続きの仕方」に進んで下さい。

人によっては資格は取得してもすぐに働きださない場合もありますよね、その場合は「すぐに就職しない場合」を読んでください。

登録販売者として働くおすすめの就職先は?

UnsplashAlex Kotliarskyiが撮影した写真

登録販売者として働くためには、まず企業に就職をして勤務先の店舗のある都道府県で販売従事登録を行ないます。

販売従事登録は「登録販売者としてこの企業で働いています」と登録するものです。
ですから販売従事登録を申請するときは「ウチの会社で確かに働いています」という勤務先との使用関係を証明する書類を提出しなくてはなりません。

近所で登録販売者の求人が出ていたのにダメでした…

登録販売者の求人として注意が必要なのは、求人を出している企業が即戦力となる管理者要件を満たした登録販売者を必要としているのか、登録販売者試験に合格しただけの研修中の登録販売者でも採用しているのか?という点です。

この辺りをわかっていないで「家から近いから」とか「子供の保育園に近いので」といった条件で求人の問い合わせをすると何件応募しても全滅ということになりかねません。

どちらかと言えば、スーパーやホームセンター・コンビニなどは一人でも薬が販売できる管理者要件を満たした登録販売者の求人が多く、ドラックストアの場合は研修中の登録販売者でもとくにこだわらず求人していることが多いです。

スーパーやホームセンターなどでは登録販売者を医薬品を取扱ができる最低限の人数で済ませたいと考えている場合が多いです。
ですから一人で薬を販売できない研修中の登録販売者を採用する余裕があまりありません。
逆にドラックストアはすでに管理者要件を満たした登録販売者が複数人いることが多です。
自社で登録販売者を育成して「薬のスペシャリスト」としての専門性を出すことで他業種との差別化を考えているからです。

コロナ禍でドラックストアは業種的にかなり業績を伸ばしました。
そのため現在他業種では考えられないような出店攻勢をかけています、実際にネットで「〇〇県 登録販売者 求人」で検索するとドラックストアの求人が多数出ていいます。

私個人としても、できるなら登録販売者として初めて就職するなら先輩や教育環境が整ったドラックストアで勤務することがおすすめです。

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登録販売者の販売従事登録の申請方法

UnsplashGreen Chameleonが撮影した写真

就職先が決まったら登録販売者として事業所で業務につくために販売従事登録の手続きを行います。

販売従事登録は従事する店舗等の所在地を管轄する保健所で行います。

東京で勤務予定ですが試験は福岡で合格しました、手続きにはどこでしたら良いですか?

併願受験で県外の試験で合格した場合や、すぐに働かないまま引っ越しをした場合など、受験した場所と違う地域で働く場合に販売従事登録をどこでするか迷いますよね。

この場合は登録販売者試験の4章で勉強したと思いますが、登録する手続きは従事する店舗等の所在地を管轄する保健所で行います。

販売従事登録に必要なものをそろえる【診断書は必要なくなりました】

販売従事登録の手続きは合格後1度だけ行えば良い作業です、なかなか大変な作業ですが各都道府県のWebサイトをよく読んで手続きを行って下さい。

販売従事登録の申請手続きに必要なものは以下の通りです。販売従事登録申請書だけは2部必要なので注意して下さい。

販売従事登録に必要なもの
書類等入手先
販売従事登録申請書 2部各都道府県Webサイト等
登録販売者試験の合格通知郵送で届いたもの
戸籍謄本、戸籍抄本または戸籍記載事項証明書(6ヵ月以内に発行されたもの)役所などで
雇用契約書の写し又は使用関係を証する書類勤務先企業に依頼
登録手数料(各都道府県によって金額は異なります)県証紙等

必要書類がそろったら申請手続きを行います

販売従事登録申請に必要な書類がそろったら各都道府県のWebサイトなどで案内されている受付窓口で申請手続きを行います。

登録手数料の金額や支払い方法は各都道府県によって異なります、事前に確認しておきましょう。

郵送での申請手続きも受け付けている場合もあります、その場合は返信用の封筒や簡易書留のための切手も必要となります。

窓口での申請手続きの場合は「〇〇日以降に取りに来て下さい」と言われます、郵送の場合は約2週間ぐらいで交付されます。

おすすめは、わからないことがある場合にその場で質問できるので窓口での申請手続きが良いと思います。

その他、私が販売従事登録についてよく受ける質問を以下にまとめました。

よくある質問

Q 会社の先輩から医師の診断書が必要と言われたのですが…
A 診断書の提出については現在以下の手引の内容の通り基本的には必要ありません。

試験問題の作成に関する手引き(令和4年3月)第4章 薬事関係法規・制度 206ページ

申請者が精神の機能の障害により業務を適正に行うに当たつて必要な認知、判断及び意思疎通を適切に行うことができないおそれがある者である場合は、当該 申請者に係る精神の機能の障害に関する医師の診断書

Q 使用関係を証する書類ってどんなものですか?
A 各都道府県のWebサイトで用紙をダウンロードできます、勤務する企業がその書類に記入する形になります。

Q 登録手数料が各都道府県で違うみたいですが手数料っていくらぐらいですか?
A 登録手数料はおおよそ7000円~10000円となっています。

Q 転職などで勤務先が変わった場合はなにか手続きは必要ですか?
A 勤務先が変わった場合は必要ありません。

Q 他の県に転勤になったのですが…
A 引っ越しをしても本籍地の変更がない場合は変更の届出は必要ありません、結婚などで氏名が変わった場合は届出が必要になります。

販売従事登録の変更が必要なもの

本籍地都道府県名・氏名・生年月日・性別に変更が生じた場合、変更があった日から30日以内に届出の変更が必要です。
同時に販売従事登録証の書き換え交付申請(有料)が可能です。

販売従事登録証を受け取った後は

販売従事登録証を受け取った後の対応は企業によって対応が違います、勤務先の企業に確認を取りましょう。

多くの場合、企業側で勤務する登録販売者の販売従事登録証原本を一括で管理するようです。
これは薬局・店舗販売業の薬剤師・登録販売者の入退店および勤務時間数の変更があった場合に、管轄の保健所に変更手続きをするため販売従事登録証の本証を提出しなければならないからです。

企業によっては本人が販売従事登録証を管理しておいて、人事異動などで勤務する店舗の変更があるたびに販売従事登録証を会社に提出する場合もあります。

自分の資格の証明なのに企業側に預けることに抵抗がある人もいれば、自分で管理していると紛失の心配や、たびたび原本を提出しなければならないことを煩わしく感じる人もあるため、一概にどちらが良いとも言えません。

とりあえず販売従事登録証は勤務する企業の方針にしたがう形になると思います。

販売従事登録の申請手続きは会社に相談したほうが早い

なんだか結構大変ですね。

販売従事登録の申請手続きについて一通り説明してきました。
確かに1度しか行わない手続きですが書類をそろえるなど結構めんどくさいですよね。

でも大丈夫です。
登録販売者を雇用するほとんどの企業では「登録販売者試験に合格したので手続きについて教えて欲しいと」相談すれば一通りの書類をそろえてくれるはずです。

私が勤務する会社でも毎年何人も合格者が出るので、一連の手続きはマニュアル化されていて合格者はそれに従って対応するだけになっています。

販売従事登録の申請手続きについては、勤務先の企業に相談するのが一番良いと思います。

一人で薬を販売できる登録販売者を目指す

販売従事登録をしても薬は売れないのですよね。

販売従事登録証を発行してもらっても、まだ登録販売者としては業務経験が足りないので「研修中の登録販売者」となります。

研修中の登録販売者は一人で薬を売れない

販売従事登録を行ったばかりの研修中の登録販売者は、まだ一人では薬を販売することができません。

研修中は何ができるのですか?

研修中の登録販売者は、薬剤師や先輩の登録販売者の管理下で業務経験を積みます。

研修中の登録販売者は一人で薬を販売することができませんが、薬剤師か先輩登録販売者の指導を受けられる状態でなら薬の販売ができます。
お客様から薬について質問を受けた場合は薬剤師や先輩の登録販売者に相談をしたり接客を変わってもらい横で先輩がたの接客を学ぶような形になります。

企業によっては、研修中の登録販売者は医薬品の接客をしないようにしている場合もあります。
研修中の接客についてどこまで行ってよいか、企業に側の方針を確認しておく必要があります。

一人で薬を販売できると登録販売者は働く場所に困らない

研修期間って意外と長くて…正直挫折しそうです。

せっかく頑張って登録販売者試験に合格してのです、もうひと頑張りです。
業務経験を積んで一人で薬を販売できる登録販売者になると、働く場所に困らなくなるため人生の自由度がとても上がります。

最近はどこの企業も人件費はなるべく抑えたいと考えています。
特にスーパーやホームセンターでは薬を販売するために必要最低限の人数の登録販売者で済ませたいと考えます。

このような企業では薬を一人で販売できない研修中の登録販売者では採用されない場合が多いです。

逆に一人で薬を販売できる登録販売者になると職場選びがかなり自由になります。
その人がいないと店内の医薬品を販売するエリアを閉鎖しなくてはならなくなるため、給与や勤務形態についても経験に合わせて条件が良くなってきます。

どこの企業もスキルが高く経験豊富な、即戦力になる登録販売者を必要としています。

販売従事登録を行った後は、最短の期間で一人で薬を販売できる登録販売者になりましょう。

一人で薬を売れるようになる条件は業務経験が2年以上1920時間

一人で薬を販売できるようになる条件がよくわからないのですが…

確かに手引やネットの記事を読んでも複雑でわかりにくいと思います。

複雑でわかりにくい原因
  • 一人で薬を販売できるようになる条件と管理者要件の違いがわからない。
  • 実務経験と業務経験の違いがわからない。
  • 制度に変更があった経緯を説明するために古い条件を長々と説明しすぎている情報が多い。
  • 離職などを挟んだ場合に条件が複雑になる。

それ以外にも職場の先輩に聞いたら最新の情報を知らなかったり。
ネットの情報でも個人が発信しているものばかりか、企業が運営している資格・転職サイトでも古い条件のまま掲載されていることがあるためです。

細かく話をしても複雑になるばかりです。
ここでは、この記事が必要になるような登録販売者試験に合格してこれから働き出す人の場合一人で薬を販売できるようになるには以下の条件になります。

直近の5年以内で2年以上1920時間以上の業務経験を満たす必要がある。

試験に合格してたのであれば、なんとしてもこの条件をクリアしましょう。

すぐに就職しない場合:販売従事登録に期限はあるの?

子供を保育園に預けるまでは働く予定がないのですが…

登録販売者の資格を取得しても家庭の事情などですぐに働かない場合もあると思います。

よくみなさんから「試験合格後に販売従事登録できる期限がありますか?」と質問を受けますが、現時点では特に試験合格後に販売従事登録するまでの期限はありません。
ですから、将来のために登録販売者の資格だ取っておくというのも可能です。

ただし、登録販売者試験に合格しただけでは一人で薬を販売することはできません。

なるべく早い段階で一人で薬を販売できる管理者要件を満たした登録販売者になったほうが今後の就職や収入面でも有利になります。

現在は登録販売者が不足しているため、ドラックストアなどでは試験に合格しただけの研修中の登録販売者でも比較手に容易に就職できます
しかし将来的に登録販売者試験に合格した人が増えてくると、一人で薬を販売できない登録販売者では就職が難しくなるかもしれません。

すでにスーパーやホームセンターなどの求人では管理者要件を満たしていることが条件となっていることが多いです。

ですから、試験に合格した後はできるだけ早く就職して働きだすことをお勧めします。

資格取得後も勉強は継続

試験に合格したしましたが店頭でお客様に接客できる気がしません。

どの資格でもそうかもしれませんが試験に合格しただけでは、その資格を使う仕事のスタートラインに立つ権利を得たようなものです。

試験勉強中は薬や身体を理解するための勉強というより、試験に受かるための勉強をしなくてはならなかったと思います。
そのため試験に合格しただけでの知識では、店頭に立って客様に薬のアドバイスをできる自信はないと思います。

そのため登録販売者は試験に合格後もその知識の維持継続をするために勉強をしていく事になります。

法律で定められている研修

登録販売者には試験合格後に法律で定められている勉強が2つあります。

  • 2年以上・1920時間以上の研修期間
  • 登録販売者の資質向上のために義務付けらている外部研修

研修期間

簡単に言うと、薬剤師や先輩登録販売者についてもらいながら現場で医薬品の販売業務を覚える期間です。

試験に合格しただけでは実際の店頭でお客様から相談を受けるような知識はほとんどない状態です。
そのため、わからないことがあった場合すぐに先輩に相談したり、対応を変わってもらいながら店頭で学んで聞く期間になります。

外部研修

外部研修はこれまで努力義務であった厚生労働省が平成24年に公表した「登録販売者の資質向上のための外部研修に関するガイドライン」が、令和4年の省令改正によって義務化されたものです。

医療についての常識は常に新しいものに更新されていくものです、登録販売者も試験に合格した時の知識のままでは古い知識として通用しないものも出てきます。
そのようなことのないように、常に知識を更新していくための外部研修を受ける形になります。

義務化といっても登録販売者を雇用している企業側が外部研修を受けさせる義務を負うものなので、登録販売者個人が外部研修を申し込まないと罰則があったりすることはありません。
基本的には勤務している企業の指示に従うかたちになります。

自主的に勉強して登録販売としてスキルアップを目指す

登録販売者は研修期間や外部研修などがありますが、それら法律で義務付けられているものだけでは登録販売者として最低限の知識のみとなってしまいます。

そのため、各企業では社内での勉強会があったり医薬品メーカーなどが定期的に勉強会を開くので、そういったものに参加して知識を高めることになります。
しかし、よほど社内の教育体制が整っているか熱心な先輩でもいない限りは、なかなか店頭でお客様の相談を受けられるような知識は身に付きません。

研修期間が終わるまでに本当の意味で一人で薬を販売できるようになるには、自主的に勉強して登録販売者としてスキルアップを目指さなくてはなりません。

なんとなく毎日の業務をこなしているだけでは、研修期間が終わった時に店頭で一人で困ってオロオロするのは自分自身です。

書籍などで勉強する

勉強するのにおすすめの書籍とかありますか?

登録販売者として書籍などで勉強をする場合はテーマとして2種類があると思います。

  • 登録販売者として店頭で役立つ知識
  • 病気や身体、最新の医療などについての知識

たくさんの書籍が出版されているので、ここでは私がおすすめのものを紹介します。

登録販売者として店頭で役立つ知識におすすめの書籍

登録販売者試験のための参考書や病気や薬についての書籍はたくさん出版されているのに、合格して登録販売になった時のための書籍があまり出版されていません。
もちろん、たくさんの本を読んで専門家としての知識を学ぶことになるのですが、それ以前の初めて登録販売者として店頭に立つときの不安や心構えについての書かれた書籍が欲しいと思います。

そんな方にはこちらの「やさしくわかる! 登録販売者1年目の教科書」がおすすめです。

  • 実際の登録販売者ってどんな仕事するんだろう?
  • 薬の相談で困ったときはどうしたら良いの?
  • これまで接客の仕事をしたことがないんだけど…
  • 外国のお客様の対応って‼

など登録販売者1年生の誰もが不安になりそうなことが解消される内容となっています。
1年生と言わず全ての登録販売者に最低限知っておいてほしい知識が満載の1冊です。


病気や身体、最新の医療などについておすすめの書籍

病気や身体、医療やについての書籍はたくさん出版されています。

あまりにもたくさん出版されているのでその内容が最新のものなのか、またはとても偏った考え方に基づいて書かれていないか気を付けなくてはなりません。

とは言っても登録販売者試験に合格したばかり人にはわかりませんよね。
そんな方におすすめなのが「NHKテキスト きょうの健康 」です。

きょうの健康 | 商品一覧| NHK出版
NHK出版「商品一覧」のページです。

NHKのTV番組のテキストとして毎月21日に発売される雑誌です、商品詳細の部分でも書いてありますが、エビデンスに基づいた内容をわかりやすく解説しています。
TVの視聴者が気になる健康情報=ドラックストアに来店するお客さまが気になる情報となるので半年ほどテキストを購読するとかなりの知識量になります。

ほとんどの公共図書館で所蔵対象となっているのでバックナンバーが手軽に読めるのも魅力です。

知りたかった!確かな健康情報を専門家がやさしく解説
★コロナ禍の今、ますます世の中から求められる確かな健康情報を、エビデンス(科学的根拠)に基づき、専門医がわかりやすく解説します。
★高血圧、糖尿病などの生活習慣病、ひざ痛や腰痛、うつ病などの心の病気、認知症、脳卒中など、幅広い病気の最新治療法を紹介。食事や運動の実践的なアドバイスも。放送としっかり連動しながら、+αの情報もお届けします。

NHK出版 商品紹介ページより

一緒にこちらもチェックしておくと良いです。

【NHK健康】NHK健康チャンネル
NHKは、第一線の医師・専門家への着実な取材に基づき、「確かで信頼できる医療・健康情報」を50年以上にわたって放送しています。「NHK健康チャンネル」では、NHKの番組で蓄積した豊富な医療・健康情報を、インターネットで利用しやすい形でまとめ...

登録販売者のスキルアップに役立つ資格を取得する

他にも資格とってみたいのですが。

登録販売者試験に合格した後に「せっかく勉強する生活習慣がついたので、なにかスキルアップにつながる資格を取得したい」という人がかなりいます。

ドラックストアの社内勉強会ではメーカー主催の勉強会が多く、商品についはくわしく学べますが、漢方・サプリ・美容などの基礎的な知識を学ぶ機会があまりないため、物足りなく感じるの場合が多いです。

基礎的な知識を個人的に学ぶといっても、具体的な目標がないと勉強のモチベーションが持続できず、ほとんどの人が学ぶことを継続できません。
結果、登録販売者になってもスキルアップすることもなく毎日ダラダラと同じ仕事を続けるだけだと仕事もつまらなく感じてしまいます。

ですから、登録販売者試験に合格したあとにもスキルアップや仕事のモチベーションを上げるために、新たな資格取得をおすすめします。
就職や転職の時にも、登録販売者の業務に関連している資格を取得していると、向上心があり前向きな人材として評価されます。

合格後に取得する資格として人気があるものは、漢方系やサプリメント系のもの、女性には美容系や食育なども資格を取得する人が多いです。

まずは無料で資料請求できるものから検討してみると良いと思います。

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まとめ

最後にまとめます。

  • 登録販売者試験に合格した後はまず働く場所を見つけます。
  • 働く場所が見つかったら、その企業で販売従事登録を行います
  • 販売従事登録証を受け取ったら、一人で薬を販売できる登録販売者になるために2年以上1920時間以上の業務経験を積みます。
  • すぐに働かなくても登録販売者試験に合格したことが失効したりはしません。
  • 登録販売者となっても自主的に勉強してスキルアップを目指しましょう。

医療に関する情報は日々更新されています、資格取得後に自主的に勉強をしないと古い知識しかない信用されない登録販売者になってしまいます。

登録販売者の資格を一生使える資格とできるかは本人しだいになります、せっかく取得した資格を無駄にしないように毎日頑張りましょう。