イロイロな薬の成分名が多すぎるのに、殺虫剤の成分名までたくさんあって覚えきれません。
薬の成分だけでなくネズミやゴキブリ自体の事も聞かれたりして範囲が意外と広くて・・・
もういいよ!殺虫・忌避剤は捨て問題でけって~い!
ただでさえ、かぜ薬や胃薬などの成分だけでイッパイイッパイなのに殺虫剤の成分まで。
さらに人体だけでなくネズミ・ゴキブリ・ダニなど衛生害虫の生態まで問われることもあり記憶容量が間に合わないので「捨ててしまおう」と思ってしまう気持ちもわからなくはありません。
ただ待ってください、捨て問題にするのは以下の方法を試してみてからでも遅くはありません。
主な殺虫剤成分
下の表が登録販売者試験で出題される主な殺虫成分の一覧です。
確かに種類も多くカタカナがたくさんでなかなか手強そうです。
全16種類もあって、頻出の有機リン系だけでも9種類!絶望感しかありません。
過去問を解いていても成分名が出題されない事もあるし、苦労して覚えても無駄になりそうで・・・
殺虫剤・忌避剤の成分名はビッシリと出題することもあれば、4択のうちの1択として出題されたり。
しかもその1択で正当・不正当が変わったりとイジワルな出題の仕方もあります。
だからね、はじめからカンで答えたら良いかな?って思って。
まぁ、チョット待ってください
つまり成分名がたくさんあって「全部覚えてられない」ってことですよね。
だったら全部覚えなければ良いのです。
成分名は全部覚えないでOK!
く、くわしく聞かせてもらいましょうか
結論を言ってしまうと、下のフローチャートに沿って選択していけば自然と正答にたどり着くはずです。
もう少し詳しく言うと、まず成分名以外の害虫に関する問題はなんとなく常識の範囲で答えてもそれほど大きく外さないと思います。
そこが捨てきれないところです、成分だけなんとかなれば・・・
成分の方も「成長阻害剤」についてはあまり出題されないので、その成分が残りの5種類の〇〇系のどれに当てはまるかだけわかればよいはずです。
でもでも、可逆的とか不可逆的とかあるじゃん
作用機序は3種類と単純化してピレスロイド・有機塩素系の「神経に直接」カーバイト・オキサジアゾール系の「可逆的→弱い」有機リン系の「不可逆的→強い」として覚えます。
あとは出題成分が下のフローチャートのどこに当てはまるかを何度か練習してください。
なるほど!ここで一句「リン・プロポ・メトキサ・クロロ・メト・ピリプ・ジフルでなければ有機リン系」
あと「有機リン系は不可逆的で強い」と覚えればカンで答える確率がかなり減るね
不リンは離れられないから害が強いのね・・・
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