【現役講師が使っている】登録販売者試験:漢方薬一覧表:色のイメージで漢方薬を覚える!

3章

3章の漢方薬の勉強ムリかも。

もう漢方薬はあきらめようかな。

登録販売者試験の勉強で3章の漢方薬がニガテな人が多いですよね。

少し前に合格した受験者の中には「漢方は全部捨てても大丈夫」と言う人もいます。

ですが、最近の登録販売者試験では3章40問中9問も漢方薬が出題された(令和3年奈良県)など出題率は確実に増えています。

!いったいどうしたらいいんだ!

私は2016年より地方のドラックストアで登録販売者の受験者の指導をしています。

漢方薬はみなさんが難しいと苦手意識をもってしまいますが。

実は漢方薬でも簡単に答えられる問題もあるんです。

この記事では、現役登録販売者講師の私が実際に授業で使っている「色のイメージで覚える漢方一覧表」を公開します。

この一覧表を使うと細かい漢方薬の内容を覚えなくても色と少ないキーワードだけで実際の試験問題の正解を導き出せるようになります。

合格点まであと1点を積み上げるために、今回の記事が参考になると思います。

漢方一覧表:イメージで覚えるから記憶に残る

<a href="https://pixabay.com/ja/users/analogicus-8164369/?utm_source=link-attribution&utm_medium=referral&utm_campaign=image&utm_content=3687611">analogicus</a>による<a href="https://pixabay.com/ja/?utm_source=link-attribution&utm_medium=referral&utm_campaign=image&utm_content=3687611">Pixabay</a>からの画像

この表はよくある一覧表と何が違うのですか?

人間は外部の情報の80%を目から得ていると言います。

ですから、この一覧表は視覚イメージを使って覚えるられるように考えて作りました。

漢方一覧表の特徴
  • 3章の「〇〇の症状に用いられる薬」の項目順に分けられている。
  • 各項目の中で上から下に体力がある順にならんでいる。
  • 体力の強さが文字ではなく色で表現してある。

まずは下の表のデータをダウンロードしてプリントアウトし。

できればパウチなどをして過去問集に挟んでおくのがおすすめです。

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一度に全ての内容を覚えなくても大丈夫です分かりやすいもの・覚えやすいものから少しずつ覚えていけば良いです。

漢方薬の問題は「名前・〇〇の症状に用いられる薬・色(体力)・キーワード」これが覚えられたらかなりの確率で正解を導き出せるようになります。

漢方が苦手な原因:しばり表現について

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漢方薬を苦手と感じるのは長い漢字の名前が難しいと言うこともありますが。

漢方薬独特のしばり表現がよくわからなことにも原因があります。

漢方薬は西洋薬と違い、同じ症状でもその人の体力や体格によって違う薬を使います。

鎮痛剤なら、飲む人の体力によってバファリンAかイブAを使い分けるみたいな?

西洋薬になれた私達にはイメージしづらいですね。

少々荒っぽい言い方ですが、しばり表現とは「体力が〇〇で体格が△△な人ならばこの薬は効きます」と薬の効果が期待できる人に一定のしばりがあると言うことです。

誰が飲んでも効くわけではないと…

気をつけなくてはならないのは、その薬に合わない体力や体格の人が飲んだ場合、効果が出ないばかりか副作用が発生しやすくなることもあります。

それほど重要なことなので漢方薬の広告では原則としてしばり表現を省くことは認めれれていません。

店頭で漢方薬をおすすめする場合この「しばり」を覚えていないと大変な事になる可能性もあるため試験で必ず出題されるわけです。

まずは簡単に答えられる問題から覚えよう

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最初に言っていた「簡単に答えられる問題」ってどれですか?

では簡単に正答できる出題パターンを紹介します。

ただし、これは漢方薬の問題をすてるぐらいなら最低限覚えてほしい内容です。

とりあえず、以下のような問題が正答できるようになってから次の段階に進めば良いと思います。

「名前+〇〇の症状に用いられる薬」をセットで覚える

漢方薬一覧表は、あいうえお順などではなく手引の項目ごとに薬をまとめて表記しています。

「名前+〇〇の症状に用いられる薬」をセットで覚えるためです。

名前を見ただけで細かい薬の内容まではわからなくても「確か婦人薬にあったな…」のように思えたらOKです。

実際の問題で見てましょう。

平成30年北海道・東北

問  次の1~5で示される漢方処方製剤のうち、「女性の月経や更年期障害に伴う諸症状の緩和」に用いるものはどれか。


1 十味敗毒湯
2 小青竜湯
3 当帰芍薬散
4 乙字湯
5 猪苓湯

設問の内容は「婦人薬はどれか?」と言う事になりますが、漢方一覧表を見ていただければわかりますが、選択欄の1~5の中に婦人薬は3の『当帰芍薬散』しかありません。

このような問題も実際の試験にかなり頻繁に出題されます。

めちゃくちゃ簡単じゃないですか。

ただし、漢方薬には似たような名前の薬もたくさんあります。

似た名前の漢方
  • 柴胡桂枝湯・・・かぜ薬
  • 柴胡桂枝乾姜湯・・・婦人薬
  • 桂枝加竜骨牡蛎湯・・・小児夜泣等
  • 桂枝加朮附湯・・・鎮痛薬

うぁぁもういいです。

漢方薬を名前だけで「あいうえお順」などで勉強すると上のような薬は頭の中でごちゃまぜになってしまいます

ですから最初は少しずつで良いので「名前+〇〇の症状に用いられる薬」と分かるものを増やしていければ良いです。

同じ症状に用いられる漢方薬で同じ色(体力)が無いものを覚える

漢方一覧表ではしばり表現の体力を色で分けて表現しています。

「名前+〇〇の症状に用いられる薬」を覚えたら、次に漢方薬一覧表で同じ症状に用いられる薬中で同じ色(体力)が無いものから覚えます。同じ色がなければそれ以上の細かな内容はとりあえず後回しでも正解は導き出せます。

例えばかぜ薬の項目で同じ色が無いものは下の画像の通りです、超頻出問題になる「麻黄湯」「葛根湯」は同じ色がありません。

実際の問題を見てみましょう。

令和2年東海・北陸

問  第1欄の記述は、かぜ(感冒)の症状緩和に用いられる漢方処方製剤に関するものである。該当する漢方処方製剤は第2欄のどれか。
第1欄
体力中等度以上のものの感冒の初期(汗をかいていないもの)、鼻かぜ、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛、手や肩の痛みに適すとされるが、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸の弱い人、発汗傾向の著しい人では、悪心、胃部不快感等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。
まれに重篤な副作用として肝機能障害、偽アルドステロン症を生じることが知られている。

第2欄
1 薏苡仁湯
2 呉茱萸湯
3 小柴胡湯
4 小建中湯
5 葛根湯

問題では「第1欄から該当するかぜ薬を選べ」とありますが、第1欄の「体力中程度以上」の部分まで読んだ段階で、かぜの症状に用いられる漢方薬は『葛根湯』しか無いはずですから第2欄の5が正解だと分かります。

最初から何もかも完璧に覚えようとしない

過去問で「重篤な副作用」とか「カンゾウが含まれている」とかイロイロな問題がありますが

最初に書いた通り、これは漢方薬の問題を解くために最低限覚えてほしい内容です。

どの章でも言えることですが最初から何もかも完璧に覚えようとしなくて大丈夫です。

なぜなら、それをするといつまで経っても完璧に覚えられず勉強が前に進まなくなるからです。

登録販売者試験では10個完璧に答えられる問題を作るより50個7割ぐらい正解できる問題を作ったほうが合格には近づけます

例えば、同じ症状に用いられる漢方薬が5個あるのなら、そのうちの2個がはっきりと分かるようになれば2択・3択までは絞れるようになります。最低限、試験に合格することが目的ならそれでも構いません。

一度に欲張らず漢方薬なら「名前+〇〇の症状に用いられる薬」を覚えて、その次に頻出or分かりやすい漢方薬の「体力」から少しずつ覚えていけば良いです。

おすすめ書籍:参考書のサブテキストとして

参考書ではなく漢方薬だけでおすすめな参考書とかありますか?

大人から子供まで大人気「漢方薬キャラクター図鑑」

私の勉強会参加者で漢方薬のサブテキストとして好評なのがこの『漢方薬キャラクター図鑑』です。SNSで登録販売者試験の勉強をしている人がオススメしているのも良く見かけます。

難しい漢字の羅列は覚えるのが苦手な人にかわいいキャラクターのイメージで薬を覚えることができます。見開き左側ページにキャラクター右側ページに薬の説明となっていてとても見やすい構成です。

登録販売者試験のための本では無いので必ずしも合格するのに十分な知識が学べるというわけではありませんが。視覚からのイメージで薬を学ぶと言う意味では私の漢方一覧表と同じ発想だと思います。

オススメのポイント
  • キャラクターの体力に合わせて漢方一覧表と同じ色を塗ると学習効果が急激にUPします。
  • 本に載っていないキャラクターを自分で勝手に妄想してしまいナゼか勉強している状態になります。
  • 疲れて勉強をしたくない日に、チョット目を通してるといつの間にか勉強になってしまいます。

意外と漢方薬の理解が深まりますよ。

こんなのが欲しかった!3章最短攻略に特化した参考書「医薬品暗記帳」

みんなが苦戦する3章の救世主、まさに「こんなのが欲しかった!」と言う参考書です。あまりの人気でしばらく各ネット販売サイトでは在庫切れとなり入手困難となっていました。

内容としては3章でたくさん出てくる成分を重複記述なしの超効率化掲載を実現、勉強のムダ無くして最短ルートで3章の成分・生薬・漢方薬を学習する事ができます。

特に生薬・漢方薬はイラストが豊富に使われていますが、驚いたことに漢方薬1つ1つのしばり表現に合わせた患者さんがのイラストが登場します。

例えば小柴胡湯なら『体力中程度で、ときに脇腹(腹)からみぞおちあたりにかけて息苦しく、食用不振や口に苦味があり、舌に白苔がつくもの』のしばり表現にあった人物がイラストで登場します。

こちらも視覚からのイメージで薬を学ぶと言う意味では私と同じ考えと言えるのでは無いでしょうか。

こんな人にオススメ
  • 無駄なく最速で学習できるので3章の勉強が間に合わないと思っている方に。
  • 各成分の頻出度が表示されているので試験に出やすいものから学習したい方に。
  • 「使用上の注意」も一緒に記載されているので3・5章の副作用や注意することが苦手な人に。
  • 生薬・漢方薬はイラストがたくさん載っているので文章だけでは覚えられそうに無い方に
  • 3章に特化した参考書なので今使っている参考書の3章の記述がわかりにくいと考えている方に。

この参考書は試験に合格したあと店頭に立ったときも使える知識がたくさん詰まっています、ずっと手元に置いて長く使い続ける事ができる参考書になるはずです。

コメント

  1. キュウ より:

    いつもサイト見て勉強し助かっておりますありがとうございます!
    すみません質問なのですが、カラーチャートの中に広
    って書いているのはどういう意味でしょうか?
    あと循の意味もどういう意味なのでしょうか?
    よろしくお願いします

  2. jis jis より:

    コメントありがとうございます。
    カラーチャートの『広』は手引の解説で「広く応用できる」と記載されているものです。
    ただ、改めて確認してみると必ずしも必要で無いのと、全てを網羅できているわけでもないので今後は削除しようかと検討しているところです。
    『循』は手引の項目で「Ⅳ 心臓などの器官や血液に作用する薬」に記載されている漢方薬です。
    どの項目もそうですが一文字でわかりやすく「何の薬」を表すがなかなか難しく、この項目の場合は「循環器」に使われる薬ということで『循』としました。

    • キュウ より:

      ありがとうございます!とても助かりました!勉強とても助かっております!
      また今後もお願い致します!