3章の過去問を横に解いてみよう:貧血編

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先輩から3章の過去問を横に解くと良いと言われました。

具体的にはどんなふうに勉強をしたら良いでしょうか?

これは合格した受験者のアドバイスとしてよく言われることです。

3章は手引の項目がわりと素直に記述順で40問出題されるのが特徴です。

具体的には、最初にかぜ薬が出題され、次に解熱鎮痛薬、その次に眠気を促す薬・眠気を防ぐ薬・・・

過去問と手引の目次を照らし合わせると「なるほど!そういうことか!」と理解できると思います。

『横に解く』とは、この特徴を利用して、かぜ薬がならかぜ薬だけ、眠気を防ぐ薬ならその薬の項目のみの過去問を全国のブロックを横断して解いていくことです。

そうそうすると、どんなメリットがあるのですか?

実際に解いてみるとわかることですが、頻出問題が良くが分かったり。

集中して同じパターンの問題を解いていくので、記憶が混乱せずにシッカリと覚えることができます。

私は地方のドラッグストアで社内の登録販売者試験受験者の教育担当をしています。

今現在も、去年不合格だった社員H君(23)と一緒に勉強しているところです。

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3章を解いてみよう!でも面倒だなぁ

うーん、正直そんなやり方めんどくさくて。

なかなかやる気が起きないなぁ。

確かに、全国で約10ブロックある過去問で、同じ項目の問題をピックアップするのはなかなか手間がかかります。

そんな時間があるなら、他の勉強をしたほうが良いと考えるのも無理もありません。

ですから、今回は私の方で作成したものをご用意いたしました。

わざわざこのブログ用に作ったわけではなく、前述の去年不合格だった社員の勉強のために作った資料です。

みなさんも今回の資料を使ってみて「過去問を横に解く」事に威力を体験してみてください。

貧血 No1

今回用意した資料は、手引の『Ⅳ 心臓などの器官や血液に作用する薬』の中から「貧血用薬」のものです。

「貧血 No1」として全国のブロックの過去約5年分から20問にまとめてあります。

先に問題が書いてあり、続いてすぐ後に解答と解説が続きます。

あ!いきなりプリントアウトすると20枚も紙が必要になるので、注意してください。

PDFで持っているだけで十分かもしれません。

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この「貧血 No1」の段階では、問題を解くことよりも「どんな内容」が「どのぐらいの頻度で」出題されるのか?

自分にとって「すでに良く分かっている」と「そうでないもの」は何か?を確認することを意識してください。

実際に「貧血 No1」を10問ほど解いた時点で、何度も同じような内容でしか出題される問題がある事に気がつくと思います。

これが「過去問を横に解く」効果の1つです。

カンニングペーパーを作る

過去問を横に解いてみて、何度も出題されるのに自分が覚えていない内容を「カンニングペーパー」としてまとめます。

カンニングペーパーなので、なるべく小さい紙などに書くのが良いです。

本来は「ノート」としてまとめるのでしょうが、そうするとどうしても何もかも書き出してしまします。

また、ノートでは作っただけで満足してしまし、それを覚えるということを疎かににしてしまう場合もあります。

当たり前ですが「カンニングペーパー」は試験会場に持ち込めません、試験当日までに書き出した内容は頭の中にすべて入っていなければなりません。

カンニングペーパーを作るときは最低限のどうしてものものだけを書き出し、最終的に要らなくなるようにすることを意識してください。

ちなみに、H君は貧血用薬の出題について下のようにまとめました。

おいおい、こんなにたくさん。

これでは試験官に見つかってしまうぞ。

カンニングペーパーとしてはチョット内容が多すぎますが、最初の段階ではこのぐらいで構いません。

この後だんだんと頭に入れて行き、カンニングペーパーが無くても大丈夫な状態を目指します。

みなさんも「貧血 No1」を解いて自分なりのカンニングペーパーを作成してみてください。

カンニングペーパーができたら、今度は解答・解説を隠しながら「貧血 No1」を解いてみてください。

その時、なるべくカンニングペーパーを見ないようにして解きます。

貧血 No2

「貧血 No1」を何度か解いて、カンニングペーパーもほぼ見なくて大丈夫と自信がついたら、次の「貧血 No2」に移ります。

こちらも全国のブロック5年分がらまとめたものですが、書式として問題と解答が別用紙になっています。

その分、より本番に近いかたちにはなりますが「貧血 No1」を何度か解いた人ならば特に難しく感じないはずです。

なぜなら、結局登録販売者試験の問題は過去問の類似・頻出問題が多いからです。

このように、過去問を横に解いてみるとそれがハッキリわかると思います。

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忘れた頃に再度解き直す

今回は貧血用薬について横に解いて見ました。

「貧血 No1・No2」と続けて解いていくとかなり頭の中に入った感があると思います。

ですが、残念ながら人の記憶は段々と薄れていきます、ですから少し時間をおいて何度か繰り返し解くことをおすすめします。

たとえば、今回は『Ⅳ 心臓などの器官や血液に作用する薬』の中から「貧血用薬」を横に解きましたが。

同じ心臓の薬で「強心薬」や「高コレステロール改善薬」「その他の循環器用薬」などを横に解いた後。

もう一度「貧血用薬」を解くと良いと思います。

まとめ

最後にまとめます。

◇過去問を横に解いてみよう:なぜなら類似・頻出問題が多いからです。

◇横に解くときは「どの内容が」「どのぐらいの頻度で」出題されるかを意識しましょう:何が頻出で何がそうでないかを知っているだけで合格への道が近づきます。

◇ノートではなくカンニングペーパーを作ろう:ノートでは何もかも書いてしまいます。重要な部分だけカンニングペーパーのつもりで書き出し、最後にはいらなくなるようにしましょう。

◇忘れた頃に繰り返し解きましょう:他の項目も横に解くなどして少し時間を起きてから再度解きなおすと効果的です。

以上

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