
去年の過去問を解いて101点でした、安心できますか?

去年の3章の過去問、40問中18問も間違えてしまってショックです

4章の過去問、関東は9点で関西広域18点、なんだか安定しないなぁ。
受験者のみなさんは毎日頑張って過去問を解いてますよね。
「過去問を制するものは登録販売者試験を制する」と良く言います。
ですが、もしみなさんが上の受験者のように過去問を解いているなら、残念ですが正しく意味がわかって過去問を解いているとは言えません。

意味がわかっていないからできないのですか?
そうではありません、上の3人はみんな「できた・できない」だけに注目してしまっているのが良くないのです。
私が思う正しい過去問を解く意味とは「自分ができる事を確認するのではなく、自分ができない問題を見つけ出すために解く」だからです。
みなさんわかりましたね、という事で今回は以上です。

チョット!もう少し具体的に教えて下さい。
過去問は「何を知らないか?」を確認するために解く
過去問を解いて良い点数が取れることは純粋に嬉しいことです。
ですが、ほとんどの受験者は過去問を解いて「何点とれた、何問正解だった」ばかりに目が奪われがちですで、一番大事な過去問を解く意味を見逃してしまっています。

では、過去問を解く意味ってなんですか?
過去問を解く意味は自分ができない問題を見つけ、それをできるようにする事です。
実際に過去問を勉強している人、でノートに「22/40・12/20」など点数だけを一覧にして表にしている人がいます。
確かに、自分がどれだけ正解できたかを表などにまとめて、勉強の進捗状況を把握するのことは大切です。
ですがそれだけで終わってしまっていると、ナカナカ点数が良くなりません。
過去問を解くのは、できる問題を「できた!」と確認することではありません。
できない問題・まだ覚えていない問題を見つけ出し、覚えるように・間違えないようにする事が大事なはずです。
過去問ができなかったらラッキー!

18問もできないのにラッキーですか?
ラッキーです、なぜなら自分がまだ覚えていない・理解できていない問題に出会えたからです。
過去問を解いて間違えた問題があったらその問題を「何故できなかったか、正しくは何だったのか」を確認し、それをシッカリ覚える事ができるからです。
例えば18問できないとしてもボンヤリと「18問できなかった」ではなく「かぜ薬や胃薬の漢方の問題ができなくて結果18問もできませんでした」など「何ができないのか?」を自分でわかるようになれば。
「かぜ薬と胃腸薬の漢方を勉強するぞ!」と言うところまで自分の課題を落とし込めるはずです。
自分が「何ができないか?」をシッカリと見つけ出し、できるようにしていけば自然と点数は上がるはずです。
jis勉・解答用紙
私の勉強会では、過去問を解く時に「何ができなかったか、正しくは何だったか」を詳細欄に書き込める解答用紙を使っています。
解答用紙では詳細欄をあえて小さくしてあります。
なぜなら「勉強をしているのに点数が上がらない」と言う人にありがちなのですが。
間違えた問題の見直しをする時に、参考書にアンダーラインを引いたり、ノートに参考書の内容を写経のように転記するだけで終わらせてしまう方法です。
これでは不十分です。
そのアンダーラインを引いた場所・ノートに転記した部分の「自分がわかっていない場所」をシンプルに抜き出し覚える事が大事なのです。
この作業をしないので同じ問題を間違えたり、いつまでも覚えられなかったりするのです。
解答用紙の小さい詳細欄に収めるためには、強制的にわかっていない部分をシンプルに抜き出さなくてはなりません。
そして、再度同じ問題を解き直す前に、前回間違えた解答用紙を見直してから解き直します。
覚えた箇所は斜線などを引いて、最終的にすべて斜線が引けるよに繰り返していけば自然と点数は上がるはずです。
まとめ
・過去問を解く意味とは「自分ができる事を確認するのではなく、自分ができない問題を見つけ出すために解く」
・できない問題を見つけ出したら「〇〇の問題の〇〇を間違えた、正しくは〇〇だった」と言うところまで落とし込も。
・再度同じ過去問を解くときは、前回間違えた解答用紙を見直してから取り掛かる。
・できない問題をできるようにしていけば、自然と点数は上がる。
・結果合格できる。
コメント
そんな風に考えたことありませんでした
知れてよかったです
来年受験するので少しずつ頑張ります