登録販売者試験3章:過去問を横に解いてみよう:婦人薬

勉強方法・ポイント
クサベイシルビアリタによる画像
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登録販売者試験の3章の問題は、過去問を出題項目ごとに各ブロックをまたいで解くと出題パターンが良くわかります。

私は地方のドラックストアで、登録販売者試験の受験者のサポートしています。

私の所ではこの勉強の仕方を「過去問を横に解く」と言っています。

ここで公開している物は実際に私が業務で使用した資料です。

独学で登録販売者の勉強をしている方の手助けになれば幸いです。

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婦人薬 No1

3章の「婦人薬」に関する問題をまとめました。

婦人薬については出題が多く、3章40問中に2問出題される場合もあります。

その場合は、女性特有の体質や症状についてと、薬の成分や副作用が問われます。

「婦人薬 No1」では過去問を解くというよりも「どんな問題が何度出題されたか」「自分がわからなかった問題は何か」を意識します。

ダラダラとノートに書き出すのではなく「ココは絶対大事」や「どうしても覚えられない」と言った部分をカンニングペーパーを作るつもりでまとめましょう。

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生薬・漢方薬は頻出です!

婦人薬では生薬・漢方薬の問題が多数出題されます。

逆にシッカリと対策をとっておくと点数は取りやすくなります。

婦人薬の主な生薬は以下のとおりです。

生薬名基原作用等
サフランアヤメ科サフランの柱頭鎮静・鎮痛・滞ている月経をうながす
コウブシカヤツリグサ科ハマスゲの根茎鎮静・鎮痛・滞ている月経をうながす
トウキセリ科トウキまたはホッカイトウキの根血行改善・冷えの緩和
センキュウセリ科センキュウの根茎血行改善・冷えの緩和
ジオウゴマノハグサ科アヤカジオウなどの根血行改善・冷えの緩和

漢方薬については「桂枝茯苓丸・桃核承気湯・温清飲」など、婦人薬の中で適応体力が漢方薬が1種類しかないものから覚えます。

つまり「比較的体力があり・・・」ときたら問答無益で桂枝茯苓丸になります。

よく出題されるのは「温清飲」と「温経湯」の説明を逆にしたものです、名前は似ていますが適応体力が違うのでシッカリと見分けてください。

また、婦人薬でダイオウが入っているのは「桃核承気湯」だけ、マオウが入っているのは「五積散」だけなど。

見分ける特徴がハッキリしているものから覚えていくと、9種類もある漢方薬も少しずつ覚えていけるようになります。

詳しくは漢方薬は当ブログの「漢方一覧表」の婦人薬の項目を参考にしてください。

婦人薬 No2

「婦人薬 No1」を解いてカンニングペーパーを作るつもりでまとめたなら。

「婦人薬 No2」を解いてみましょう、こちらは問題と解答が別々になています。

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まとめ

・月経に関わる用語などを覚えましょう。

・女性ホルモン薬などの特徴や副作用を覚えましょう。

・婦人薬の生薬について覚えよう。

・婦人薬の漢方薬は体力別に覚えよう。

以上

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