登録販売者試験の3章の問題は、過去問を出題項目ごとに各ブロックをまたいで解くと出題パターンが良くわかります。
私の所ではこの勉強の仕方を「過去問を横に解く」と言っています。
私は地方のドラックストアで、登録販売者試験の受験者のサポートしています。
ここで公開している物は実際に私が業務で使用した資料です。
独学で登録販売者の勉強をしている方の手助けになれば幸いです。
コレステロール No1
3章の「コレステロール」に関する問題をまとめました。
先に問題が書いてあり、続いてすぐ後に解答と解説が続きます。
「コレステロール No1」では過去問を解くというよりも「どんな問題が何度出題されたか」「自分がわからなかった問題は何か」を意識します。
そしてその内容をカンニングペーパーを作るつもりでまとめましょう。
e6366d366a389dbe5a46b4fdaccfbf9eLDL・HDLについて

LDLとHDLがいつもどっちがどっちか
わからなくなってしまうんです
コレステロールの問題で良く出題されるの脂質異常症の基準についてですね。
医療機関で測定する検査値として、高密度リポタンパク質(HDL)が40mg/dL未満、低密度リポタンパク質(LDL)が140mg/dL以上、中性脂肪が150mg/dL以上のいずれかである状態を、脂質異常症という。
数値自体は覚えられるのですが、どっちの数値がどちらのものか覚えにくい人が多いようです。
そんな人に、私の所ではこんな例えばなしで説明しています。
㈱コレステ運送
肝臓から各組織のお客様にコレステロールを配送します。
お客様にコレステロールをお届けする「LDLトラック」は荷物をたくさん配送するので140台あります。
お客様の所で余ったコレステロールを回収にまわる「HDLトラック」はそれ程たくさん必要ないので40台です。

ぼくはHDLのHはHiってことだから、Hi=上↑=軽い=軽トラのイメージ。
返品回収業務のトラックは台数が少なくて済むので、軽トラが40台=HDL:40mg/dLと覚えました。
厳密に言うと、この場合のHiは「軽い」ではなく「高い」ですが、それで覚えられたのなら、まぁ良いでしょう。
コレステロール No2
「コレステロール No1」を解いてカンニングペーパーを作るつもりでコレステロールについてまとめたなら。
「コレステロール No2」を解いてみましょう、こちらは問題と解答が別々になています。
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まとめ
・コレステロールが作られるのはどの臓器か覚えましょう。
・LDLやHDL、中性脂肪など脂質異常症の数値についてしっかり覚えましょう。
・ビタミンやその他のコレステロールの代謝吸収に関わる物質の役割を覚えましょう。
・高コレステロール改善薬の役割について覚えましょう。
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