合格できそうにないので試験会場に行かないつもりな人へ

登録販売者
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今の学力で試験を受けに行っても合格しそうにないので、当日試験会場には行かないでいようと思っています。

どうせ受かりそうにないし、会場まで遠いから朝早起きめんどくさいな。

願書出したけど考えが甘かった、全然勉強間に合わなかったし、試験受けに行っても意味ないな。

試験直前で勉強が思うように行かず、こんなふうにあきらめそうになっていませんか?

気持ちはわからなくはないですが、合格できそうに無くてもやはり当日は会場へ行き試験を受けるべきです。

今回は合格できそうになくてもナゼ会場に行き試験を受けるべきかを解説します。

私はこれまでの5年間で多くの受験者の指導を行ってきました。

これまで登録販売者試験には併願することで合格率が上がるため、必ず2~3箇所の受験をするようにしてきました。

その中で試験に合格するには少しでも「初めて」を減らすこと「合格したい」と強く思うことだと感じます。

そのために一番有効なのは実際の試験に参加する事だと感じます。

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合格の見込みがなくても試験を受けに行く

まぁ確かに周りにも試験受けるって言ってあるしなぁ

これまでの過去問の出来などで試験を受けに行っても意味がないという気持ちはわかります。

しかしどんなことでも場数を踏むというのは実力を上げるためには有効な方法です。

たとえ合格しなくても試験を受けることで得られるメリットはたくさんあります。

お金がもったにない

なんとも現実的な話ですがお金がモッタイナイです。

受験料は県にもよりますが13,000円前後はしたはずです。

よほど遠方で交通費がかかるなどの理由が無いなら、やはり会場に足を運ぶべきです。

13,000円で本番の試験を受けることは、各種スクールや通信講座を受けるより金銭的なメリットがあると思います。

スクールや講座よりって(笑)その考え方はなかったです。

次回受験につながる

登録販売者試験に合格するには少しでも「初めて」を減らすことが大事です。

そのため実際に試験受ける経験する事はとんな受験勉強にも勝ります。

交通機関の様子がわかる

会場までの交通機関でどう行けばよいか?やその時間帯にどれほど混むのか?などは実際にその時間にその会場に言ってみないとわかりません。

実際に意外と混雑してしまい「もっと早く家を出たら良かった」などよく聞きます。

また自分の車で会場へ行く人は駐車場の場所なども確認になります。

受付や休憩時間の様子がわかる

コロナ渦以降は会場で健康状態のチェックが追加されています、その会場でどのようなチェックになるのかはど一度体験していたほうが良いです。

また休憩時間の様子や、お昼はどうするのか?なども実際の会場で体験してみないとわかりません。

近くにコンビニなどがあっても売り切れてしまっていてごはん抜きなんて事もよくあります。

試験中の様子がわかる

本番の試験の緊張感は想像以上です、緊張のあまり実力的には十分合格でき受験者が不合格になるようなこともあります。

試験中は他の人の出す音も意外と気になります、咳やイスの音、鉛筆がカリカリいう音 やページをめくる音。

またどの会場でも1時間程度で問題を解き終わった受験者は退席しても良いことになっています、これもかなりプレッシャーになります。

初めての場所で初めての人達と初めての試験、緊張しないほうがムリですが一度でも経験しておくと心の余裕が生まれます。

実際の試験会場を思い浮かべるだけで緊張で手汗が出そうです。

試験用紙が手に入る

本物の試験問題が手に入るのはやはり何よりも代えがたいてす。

実際の用紙の余白や表紙に書いてある注意点、意外と用紙が綴じてあるのであつかいにくかったり。

これらは本物の試験用紙でなければ体験できません。

それに回答するためのマークシート!これは回収されてしまうので試験を受けないと見ることも出来ません。

「シャーペンより鉛筆が良かった」とか「マーク場所がズレていそうで緊張する」なと回答に関わる経験はこのタイミングでないと得られません。

このためだけに会場で着席する理由があるかもしれません。

マークシートかぁ確かに本物を見てみたいな

次への反省点が見える

試験を受ける事によって改めて自分の足りなかった部分が見えてきます。

もっと暗記をメインにやればよかった、過去問を早くから解いたほうが良かった、途中で体調をくずして勉強ができない期間があったなど。

最後に試験日という終わりがあって初めて、全体を俯瞰的に見ることができ反省点も見えてきます。

合格するかは受けてみないと分からない

何より一番言いたいのは合格するかどうかは実際に試験を受けてみないと分からない点です。

なぜなら、私はこれまでに「残念だけど合格できないだろうなぁ」と内心思っていた受験者が合格する場面に何度も立ち会ったことがあるからです。

実際受験してみたら「なんだか得意な問題ばかり出たんです」と言って100点超えで合格した受験者や。

自己採点して「78点やっぱりダメでした」と泣きながら報告してきた受験者が、後日自宅に合格通知が届いてビックリ(本人は合格発表すら確認していない)と言ったこともありました。

だから最後まであきらめず会場に行き試験を受けるべきだと思います。

過去問、良い時は90点ぐらい行くんです、ワンチャンあるかもですね!

まとめ

願書を出したからには試験日に会場に行って試験を受けるべきです。

金銭的なメリットだけでなく次回につながる貴重な経験をする事ができます。

なにより試験前は合格ができそうにない受験者が、実際に受けてみて合格するという例を私は何人も見てきました。

合格するのかどうかは地頭の良さよりも、最後まであきらめず「合格したいという気持ちが強い人」だと私は思います。

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